『概算』は、目的や状況に応じて、つど最適な手法を選択する必要があります。 |
ここで紹介する「概算エクセル」は、 企画段階の大概算から、基本計画〜実施設計直前までの中概算・簡略試算・精概算 にも対応、 |
情報量を増やしながら、徐々に精度向上させることを目指しました。 |
1. | 数量算出を先行し、 金額設定の段階で、その数量を各仕上に割振る方法。 ⇒ 変更の容易性、 仕上設定の過程を明記 |
2. | まず最初に、床面積や建物用途、構造等による大概算設定をします。 実績数(データ蓄積)にもよりますが、この段階だけでもかなりの精度が可能。 |
3. | 内部各面積はゾーン区分単位で数量集計。 床面積とその寸法利用による壁長算出、 または各室タテヨコ倍数による簡易壁長算出。 |
4. | 分類の煩わしい壁仕上下地を、 間仕切拾いと関連させて合理的に設定する。 |
5. | 仕上単価をできるだけ別参照とせず、 本ファイルの中で選択する。 |
6. | 各種詳細設定。 (躯体・鉄骨の概算数量、 杭工事、 外壁・足場の追加調整、 仕上下地・間仕切の調整、 建具詳細拾い、 雑、 外構、 設備) |
7. | 共通仮設 ・ 直接仮設 ・ 現場経費は、建築工事算出完了とともに自動算定。 |
8. | 提出金額のシュミレーションと、 提出内訳(部位別形式)の自動作成。 |
システム環境設定 | |
全体構成 | |
工事概要 | |
大概算 | |
ゾーン区分の設定と内部面積 | |
建物数量 (外部面積、 躯体・仮設面積) | |
壁仕上下地区分と間仕切 | |
建具拾い ・ 硝子拾い | |
躯体 ・ 仮設 ・ 工期設定 | |
仮設 ・ 躯体単価設定 | |
仕上数量割振と単価設定 | |
建具関連 | |
雑・外構 | |
設備 ・ 昇降機 ・ 解体 | |
共通仮設 ・ 現場経費 | |
総括表 ・ 内訳明細 |
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